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今日の訪問者 - 渡嘉敷村史資料編(昭和62[1987]年3 月31日出版)P391 パイン缶詰は戦争の味 渡嘉敷 金城武徳(当時十四歳) (引用者注)括弧つき小見出しは引用者が付したもので原文にはありません パイン缶詰は戦争の味(軍隊がやってきた) (10.10空襲) (3.23) (3.26) (3.27) (3.28) (4月以降) (虐殺) (山を降りる) (軍隊がやってきた) 親父は、昭和六年に南洋に出稼ぎに行って十七年か十八年に帰ってきて、沖縄戦のとき、親父は四六歳、おふくろは四四歳、長女、長男、私、親父が帰ってきてから生まれた、私と十四歳違いの弟、それにおふくろのいとこと七名家族だった。 十九年の夏休みが終った直後、鈴木隊、しぼらくして赤松隊が、この渡嘉敷にやって来た。 軍隊が入ってきて学校は接収され、私たちは、青空教室、雨が降ると近くの民家にイッサンバーエー(一目散に馳け)して隠れる状態でした。 (10.10空襲) 一〇・一〇空襲の後は、大方の家で防空壕を掘るようになったが、私は、その頃小学校高等科二年生で、防空壕を掘って御真影(天皇の写真)をあずかったり、軍歌の練習をするのが日課で、勉強どころではなかった。 一〇・一〇空襲の朝、私たちは、学校に行かないで浜に行っていたが、沖縄本島が黒煙に包まれて、飛行機が、雲のようにかたまりになったり、バラバラになったりして飛んでいるのを見て、渡嘉敷出身の古波蔵善光、この人は、戦地で永いこと軍属として働いて、経験のある人だった。 「那覇は、まちがいなく空襲だ」と、いった。するとそぱに居た兵隊が、「上官でさえわからないいものを」と、いっていたが、学校の給食室(炊事場の事か)に最初の爆弾が投下され、他にも二発、落とされ島中大騒ぎになり、「演習だ」「いや、本物だ、空襲だ」と、いっていた人たちが、爆弾が破裂して、それからみんな防空壕にとびこんだのです。 爆弾を落とした飛行機は、そのままの姿勢で島の南側にむかってバンナイ(続けざまに)行くのが壕の内からも見えた。 後でわかった事だが、そこには、島の鰹船の嘉豊丸が餌とりをしていて、機関長が、その日犠牲になりました。 他にも軍の徴用船が爆撃されて炎上、海にも爆弾がぽんぼん落とされて、魚が浜にうちあげられるほど沢山死んで浮いていました。 一〇・一〇空襲の前後から、防空壕や避難小屋もあった。多分、戦争体験のある人たちが教えたのでしょう。谷間や山あいに作ってありました。 私が家に逃げ帰ったら、母たちは、子どもたちを連れて、みんな避難小屋に移動していたので、私も、そこに馳けつけた。 (3.23) 次の年の三月二三目の空襲のときも、兵隊は、「友軍の演習だ」と、いっていた。 米軍の上陸前の空襲ですよ。 ちょうどその日は、春の彼岸で、仏壇にお供えしたりする日で、食糧も少なくなりかけのときの御馳走だし、餅だとかてんぶらなぞ何時もあるわけでないし、供え物をしていたら、十時か十一時頃に空襲がはじまって、慌てて自分たちの壕に避難した。 あまり激しくて、自分たちの壕まで行けず逃げ遅れた人たちも一緒に入りましたよ。 供え物の御馳走は、泥まみれ、砂まみれになっていたが、たまにしかない餅とか、あげ豆腐だから、砂を払いおとしたり、泥をつまみとったりして、壕のなかで食べました。 その日から、夜も空襲があり、二五日までぶっとおし、機銃掃射された時などは、壕に寝ころんでいても、どこの家が、誰の屋敷がやられて燃えていると、いうのがわかるほどでした。 自分たちの家も、曳光弾か焼夷弾で燃えあがったが、兄と一緒に行って消し止め、焼けるのをまぬがれたが、二六日のユサンディ(夕方)から艦砲射撃がはじまった。 三日も四日も壕の内で、非常食といっていた砂糖入りのハッタイ粉や鰹節を、なめたりかじったり、黒砂糖やそういったものは、どこの家庭でも準備していました。 爆撃や艦砲で焼け野原になって、軍は、あっちこっちに食糧を野積みしてあったが、米なんか俵ごと焼かれたりして、防衛隊が片付けていたが、僕らの壕の下にも缶詰などが積まれていて「食糧やるから降りてこーい」と、いわれて、手伝いに行くと、缶詰類など相当もらってきた。今、盆だとか御中元で缶詰セットを貰うでしょう。そのなかに、パインの缶詰を見ると、すぐ戦争を想い出します。 あれは、戦争の匂いがしてくる。 あの戦(イクサ)のとき、食べ物もロクになかった時、日本軍の果物缶詰というとパイン缶が、いちぱん多くて、壕や避難小屋で、それを食べたとき、スゴクおいしく感じたからです。 防空壕の内で…… 周りはなにもない、家も焼けた、屋敷がこいの、台風よけの木も焼けたなかで、パイン缶詰の甘さ、香り、私にとって戦争の味です。 米軍は、二五日までに焼くだげ焼き払って、二六日からは、四方八方からの艦砲射撃です。 (3.26) 防空壕の内に座っていても、アハー、ナマヤ、マーカラ、ウッチョーサー(あ、今は何処らあたりから撃っているな)、ハリガー(地名)カラ、ウッチヨーサー、ナマー、ビルカーラ(地名)、ナマーヒラマチ(地名)、ナトゥンドー(のあたりだ)と、いう具合にわかりました。 二六日は、朝から艦砲射撃で、破壊すべきものは破壊して、空からは、焼きつくし……、今度は、いよいよ上陸だ、口にはださなくても誰の胸にも、もう戦(イクサ)が、アメリカーが、と、思っているわけです。 二七日に本格的な上陸が始まった(※1)、これからは長期戦だ、ということで、防空壕を出て、神杜のうしろを通って、親父がオンナガーラにつくってあった避難小屋を目ざして行った。着いたときは、もう日が暮れていました。 (引用者注)(※1)これは、本格的な上陸は27日だったことを後で知った、という注釈でしょう。以下なお、26日の話が続いています。 昔、段々畑だったところにつくった避難小屋で、土砂降りの雨のなか、ひと晩そこですごして、また避難しないといけないということで、夜明け前に別の谷間に移動しました。 (3.27) 二七日は、ウフジシクビ(地名)の谷間で昼中すごした。その時に村長の米田さんと、偶然いっしょになり、村長さんがいうには、(シンカヌチャー、ナマカラルドゥ、日本ヌ連合艦隊ヌ、ンジティチャニスセー、シンカヌチャー、サワグナヨー)(みなの衆、肝をすえて、空騒ぎをするなよ、連合艦隊がやってきて、アメリカーをやっつけるのは、これからだ、慌てふためいて、ぶざまな事にならんようにな)。 僕らは、村長さんは、本心でいっているな、村民をおちつけるためではないな、日本は、絶対に勝つんだ、と思っている、という事が感じられる語調でした。 土砂降りの雨のなかを食糧を置いてあるオンナガーラの避難小屋に夜になってもどりました。 僕らが、オンナガーラに降りていったら、伝令がきて、この人は農林学校出身で、玉砕で亡くなった人で、名前はいわないほうがよいと思う。 この人は、あっちこっちの避難小屋を巡って、「軍ヌ命令ドゥヤンドー、ニシヤマ(北山)ンカイ、避難シイガ、イカントゥナランテンドー(軍の命令で北山に避難するよう、行かないと駄目だぞ)」と、伝えていた。 伝令にいわれて、うちの母は「ナー、ワッター、ナマドゥ、チョークトゥ、ワラビンソチャーン、アミンカイ、ンダチ、チャシン、シヌアタイヤレー、ツマウティ、シヌサ、マーンジ、シナワン、ヰヌムンドゥヤクトゥ、ワッター、ナー、マーンカイン、イカンドー(私たちは、今ついたぼかりだし、子どもたちも雨で濡れねずみだ。どうせ死なたけれぱいけないものなら、何処で死のうが同じ事だ。私たちは、此処を動かないよ、村で死ぬ事にするから)」。母は、生まれてまだ六か月の、僕と十四歳違いの赤ん坊を抱いているし、それに、母の従妹が三人も子どもをつれていました。 母が、伝令にそういうと、おばさん(母の従妹)が「姉サン、アンイチン、ナユミ、チュヌ、イチュトゥクマヤ イチルスル(姉さん、そんなこといわないで〔村の〕人びとの行くとこは行かんといけないのじゃないの)」といった。 それからまた、準備をして雨のなかを「軍ヌ命令ドゥヤンドー(軍の命令だ)」と、伝令がいっていた所を目指して出発した。。 オンナガーラを出て、途中、部隊本部になった所を通りかかると、兵隊が壕を掘っていた、それを見て「あ、やっぱり軍の命令なんだ、僕らを保護するために壕を掘っているのだな」と、思った。 壕を掘っているところまで行ったら、兵隊が「あっちに行きなさい」と、指示したところに着いたのが、夜半の三時頃だった。 (3.28) 土砂降りの雨で、濡れた服を着けたままかわかして、夜が明けて辺りを見ると、あっちこっちの谷間に、大勢避難していた。 うすうす此処で玉砕するという事は聞いていた。一〇時頃、まだ爆弾なんか落ちてこなかったが、何かの合図で集まったのか、誰か命令したのか、みんな集まって来たけど「今じゃない、別れろ」と、いわれた。 次に「集まれ」と、いわれた時に、弾が激しく落ちてきた。いつの間に、誰が渡したのか手榴弾が全部に配給されていた。 僕らは、兄の同級生と一緒にいて、三家族で二発の手榴弾、信管付きと導火線(ミチピ)付きとを渡された。 二八日の三時頃、玉砕がはじまった。 その時、村長が立って演説して「天皇陛下万歳」の音頭がとられ、僕らも「天皇陛下万歳」と、三唱したあとで手榴弾の安全栓を抜いたが、不発だった。 一緒にいた防衛隊の人たちが「此処で死ねなかったから、今度は、本部に行って機関銃をかりて死のう」と、いうことで「ついて来い」と、いわれて、僕らもワーワーしながら本部に行ったら、軍の本部だか民間人は入れないのに、ワーワー騒いでしまったので、将校連中はワヂッて(怒って)、また、僕らがなだれ込んだために、アメリカーに迫撃砲をバンバン撃ぢ込まれた。 僕らは、兵隊に「出て行け、出て行け」と、どなりつけられ、田所中尉なんか、僕をにらんでいっているのかなと、思うほど、ブーブーいっていた。 やがて弾もおさまって、今、第二玉砕場と呼ばれている所に避難しろといわれ、そこに移動した。 僕らが、本部になだれ込んだとき、兵隊が一人やられて倒れた。その兵隊は、息が絶えるまで、「天皇陛下万歳」という言葉は、ひと言もいわなかった。 「お母さん、お母さん」と、あれは十五分ぐらい呼び続けていたでしょう。その声がしだいに虫の音になっていった。 衛生兵が二人きていたが、殺したのか、看病したのか、そこらは判然としないが、たぶん、ちゃんと看護したと思うが、大勢の兵隊や民間人の見ている前で「お母さん、お母さん」と、いっていた。 あの頃は、日本の兵隊は死ぬとき、「天皇陛下万歳」と、叫んで死ぬんだと、僕らは教育されたが、そんな事は全然いわなかった。僕は、その事が非常に印象に残っています。 話は少しもどるが、玉砕場で自決しようとしたとき、うぢの母が「カンナタル日本デチアガヤー、ウリヤカ、ディ、捕虜ナラ(日本という国は、こんなみじめな国になってしまったのか、それより、いっそうのこと摘虜にでもなろうか)」と、アピトールパー(いってしまった)。 よくもまあ、いったものだと思いましたよ。 もし、兵隊にでも聞かれていたら、すぐ討ち首だったはずよ。 それから、本部で兵隊にいわれたように、第二玉砕場に移動しました。 あの時は、弾がとんでくると、乳呑児を弾の方向につき出した、この児を残して、親が先に死んだら……親がいなけれぱ生きていくことが出来ないし、飢えて苦しませて死んでいくより、先に死んでもらった方が、赤ん坊の為にもと思って…… おばさんと末っ子のチイちゃんという子が、ここで亡くなった、おばさんの子どもで、ひろ子も左手を貫通され、この子は、母親に抱かれて一緒に倒れたので、二人とも死んでいると思っていた。 僕らは、玉砕場で亡くなった人たちを、川のなかに倒れたままにしておくと、雨が降ったとき流されるからと、日が暮れてから、みんなで引き揚げておいた。川上から川下の土手みたいな所に少し移しただけですがね。 「死人と一緒に寝るものじゃない」と、いわれて、死んだ人たちを寄せてあるところから、三〇メートルほど離れたところで休んでいると、夜の九時か十時頃「お母さん、お母さん」と、女の子の声がした。 いくら呼んでも、お母さんが返事をしないものだから、今度は「ウフー(大)チャーチャー(伯父さん)、ウフーチャーチャー」と、呼びはじめた。 「ウフーチャーチャー(大伯父さん)」というのは、僕の親父のことですが、死んでいる子どもが呼ぶわけはない、ゆうれいかな、と思って、みんな耳をすませていたら、やっばり子どもの声に間違いないいうことで、もう、親父は怖がって動かない。それを見て、兄は十九歳で、若いものだから、「見てくる」と、立ちあがった時、 今度は、「たけおにいさんよー」と、呼んでいるわけさー、もう間違いなくひろ子だ、ということで「連れて来る」と、いって、死人を片付けてあるところに行って、三〇人か四〇人余りの死体のなかから捜し出して連れて来た。 あの時は、少しでも多く着けさせていたら、弾よけにもなると、着物をたくさん着けさせていたが、ひろ子の左手は、骨が砕けてブラブラして、血糊がついて、着物とベッタリくっついて、脱がすことも出来ないので、袖を包丁で切り捨て、やっと着換えさせた、その時、ひろ子が、七歳になるシージャ(兄)に「ニイニイ、オトーガ、ムドゥティクワー、アカマンマカムンド(兄さん、お父さんが帰ってきたら、赤飯を食べよう)」と、いってね。 (4月以降) 四月一日に避難小屋にもどって、長期の避難生活が始まった。五月までは、食糧にさして不自由はしなかった。米もちゃんと、保管してあったし、また、軍の米も沢山出廻っていたし、六月頃になって、手持ちの食糧は、食いつくし、蘇鉄などを食べはじめた。 また、一期作で植えつけた米は、山の避難小屋から近い所は、刈り取りじゃなく、穂を摘みとって小屋に持ち帰って、一升壜に詰めて籾にしたり、玄来から精白したりして食いつなぎました。 稲を摘みに行く途中、アメリカ軍が仕掛けた地雷を踏んで、若い連中が犠牲になったり、ダー、田圃に行くのは、力もあって足も早くなければならないでしょう。 地雷にひっかかって死ぬのを見ていても、食糧を捜して、家族を養わんといけないしね。 (虐殺) 一番怖ろしかったのは、基地隊といってね、支那事変から帰ってきた連中でした。 朝鮮人軍夫が、この連中に斬られるのなんか簡単だった。渡嘉敷の住民も虐殺された。 僕の記憶では、七人殺されている。 一番最初に殺されたのが、カネマチ小(グヮー)のおじさん、上陸作戦が始まってから、椎の実を採るといって、ワーワー騒いで、気が狂ってしまって、赤松隊長に斬られた。 二番目は、大城さん、スパイ容疑で斬られた。 大城さんは、海軍軍属だったので徴用されなかった。とても絵のうまい人で、白いさらし木綿に、虎の絵を描いて、千人針を作ってやったりしていたが、南洋帰りと、いう事でスパイ容疑がかかったのでしょう。 それから、精和さん、古波蔵セイキチ、という、ガンヂューおじさん、大城徳安先生も斬られて、字阿波連の小嶺武次で五名、あと二人は、終戦になって、山を降りてきて、自分の家族を捜して連れ帰る、といって、山に登って行き、斬られている。 僕らの目の前で、軍夫が斬られる事もあった。同僚に穴を掘らせて、裸にして、うつぶせにさせて斬る、可愛想だった。斬ったのは、山本軍曹。 昭和五二年、村長と赤松の副官だった知念さん、僕の三人で大阪に行って赤松なんかに会った事がある、戦友会で慰霊祭をするというのでよばれて行った時、村長が、赤松に「なぜ、おまえは、終戦になってから、自分の家族を捜しにと、山に登った者まで斬ったのか」と、間うと、赤松は、「あれは、僕じゃない、西村大尉が命令して中島が斬ったようだ」と、いっていた。 上官の命令は、天皇の命令だ、ということで、斬らした。 (山を降りる) 山を降りたのは、八月に入ってから、親父が、脚気になって、海岸ぞいに移ろうと思って、従兄たちのところに移ったら、その時が終戦の日、八月十五日だった。 村の人も、その晩、ほとんどの人が山から降りて来た。 沖縄戦資料index
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577: 194 :2020/09/05(土) 14 05 30 HOST ai126162148238.56.access-internet.ne.jp 短編ネタ 現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件その20 かの国は如何にして考えるのを止めて、手の込んだ自殺をするに至ったのか 禁断の暴走 キムチ1「無能な政府と軍は責任を取れー!!」 キムチ2「独島を奪還し、チョッパリ共を絶滅させろー!!」 キムチ3「軍の無能共を粛正して、聖戦を完遂せよー!!」 釜山攻撃から始まった日本の一連の報復攻撃が終了した次の日。青瓦台周辺にキムチ達の絶叫が木霊する。 憔悴の色を浮かべた大統領は、軍高官達を招集。 彼等を睨み、全身で「下手な誤魔化しは許さない」というオーラを浮かべながら説明を求めた。 大統領「・・・・・それで、釜山はどうなった?・・・・・一連の攻撃で、どれ程の被害を被ったのだ!!」 沈痛な表情を浮かべながら、軍高官達は重い口を開き、順に説明していく。 陸軍高官「・・・・・戦艦を中心とした大艦隊の艦砲射撃により、釜山の港湾機能は完全に消滅。しかも艦砲射撃から四時間後に、駄目押しのEMP攻撃が行われ、都市のインフラ機能も麻痺しました。 電気及び上下水道機能が死んだ事で火災を消し止められなくなり、港湾地区の火災は市街地に飛び火。手が付けられない状態です。もはや釜山は・・・・・」 空軍高官「・・・・・これまでの少数の艦載機による襲撃で疲弊していた状態で、敵艦隊による艦砲射撃や巡航ミサイルによる激しい攻撃を受けました。一連の攻撃で各空軍基地ばかりか仁川を始めとする 民間空港も壊滅的打撃を受けました。稼働機も九割を消失、基地や空港の復興もままならない状態です・・・」 海軍高官「・・・釜山のみならず各地の港という港は、激しい艦砲射撃に晒され壊滅。残存艦隊ばかりか漁船すらも全て破壊され、我が国が外洋に出る為の全ての手段を絶たれました・・・」 海兵隊高官「・・・一連の攻撃に呼応して行われた上陸作戦で、済州島・鬱陵島が奪われました。鬱陵島はそもそも兵力は皆無。済州島には警備隊が駐屯していましたが、日帝の新型戦車によって 配備していたK2戦車は敢え無く爆散。士気の崩壊により降伏する事となりました。連中は、住民達に当座の食料と水を渡した状態で、ヤルバーンの転送技術で本土に送り付けています。その為、 住民達によるレジスタンスも不可能な状態に・・・・・」 それ等の絶望的な報告に、大統領の顔は見る見る赤くなっていく。 大統領「・・・・・おのれ、おのれ、おのれぇぇぇぇぇぇぇ!!??!??!?!?!?」 大統領「この様な非道な行い、許される訳が無いで有ろう!!国際社会に、日帝の残虐さと暴虐非道振りを訴えるんだ!!」 そう叫び、報復を固く決意する大統領。必ずや日王を祖国の大地に跪かせ、祖国に齎された悲劇の償いをさせると。 この大虐殺を世に知らしめれば、それも容易に叶うと。 だが、その願望は呆気無く打ち砕かれる。 外交官「・・・・・既に世界各国に訴えましたが、反応は芳しくありません」 大統領「何故だ!?これ程の虐殺行為なのだぞ!?世界中が日帝を非難してしかるべきでは無いか!!」 外交官「・・・・・これまでの我が国の行動の結果、我が国の主張にまともに耳を貸そうとしない状態でして・・・・・」 大統領「・・・おのれぇぇ!!チョッパリ共に買収されたかぁぁぁ!!!」 側近B「・・・・・そ、それで如何なさるおつもりですか?既に国内の治安も危険水域。軍の再建は愚か、国家としての機能も崩壊寸前ですが・・・」 大統領「・・・・・確か、在韓米軍基地には大使やその家族を始めとした、各国の人間が避難していたな」 側近A「はい。我が国との軍事同盟破棄後、撤収準備をしつつ固く門を閉ざしている米軍の保護下に有りますが・・・」 大統領「・・・その在韓米軍基地を接収し、米軍の兵器と物資を奪え!そして米軍将兵と各国の人間共を人質とし、各国に『対日世界大同盟』の参加を促すんだ!!」 軍高官達「「「「な!?!?」」」」 側近B「お、お待ち下さい!?そんな事をすれば、世界の敵となってしまいますぞ!?」 大統領「我々の味方をしないのなら、それは敵も同然だ!!それに人質さえいれば、チョッパリ共に買収された連中も我が国を救援せざるを得なくなる。更には、米軍の装備で 軍備を補う事も出来る!!もはやなりふり構っている場合では無い!!」 側近A「流石にそれは、希望的観測過ぎますぞ!!」 大統領「ならば、他に打開策が有るのかね!?逆転の妙案が有るなら、今ここで聞かせて欲しい!!」 一同「「「「「「・・・・・・」」」」」」 578: 194 :2020/09/05(土) 14 06 00 HOST ai126162148238.56.access-internet.ne.jp 勿論、そんな妙案等ある訳無い。 かくして、駄目押しというべき蛮行を行う事が決定されてしまったのである。 -東京・首相官邸- 二藤部「一連の報復攻撃、本当にお疲れ様でした」 東条「なに、今後必要となるかもしれない半島への上陸の、予行演習みたいな物ですからな」 山本「各港湾と航空基地も徹底的に叩きました。最早連中は、本土の制空権も制海権も喪失しています。・・・・・竹島で死んだ方々に、少しは顔向けが出来たか・・・」 春日「それで、韓国側に降伏の動きは?」 三島「残念ながら、その動きは無いな。相変わらず、徹底抗戦を叫んでいやがる」 近衛「軍どころか、国家の維持すら困難になっているのに・・・・・。まだ何かする気でしょうか?」 辻「此方の想定の斜め上を行くのが連中ですからね。打てる手は打っていかないと」 秘書官「た、大変です!!」 二藤部「どうしました?」 秘書官「か、韓国大統領がとんでもない宣言を」 その知らせに嫌な予感を覚えたが、何を言って来るのかを確認する為、中継を見る事に。 大統領「韓国国民及び全世界の皆さん。私は大韓民国大統領・在文寅(ジェン・ムンイン)と申します。我々が現在遂行している対日聖戦において、かの日帝は人類史上最大の暴虐を、我が国に対し行いました!!」 大統領「奴等は我が国の港という港、空港という空港を破壊し、我が国・我が民族を半島内部に閉じ込めたのです!!更にはEMP攻撃という非道極まりない攻撃により、ソウルをはじめとする都市機能をマヒさせ、 道路や橋を破壊して物流を遮断!我が民族に対する民族浄化を行っているのです!!」 大統領「この様な悪逆非道の行いを、かのナチスをも超える民族浄化という非道を、国際社会に生きる我々は決して許してはなりません!!そこで、世界中の国々にご提案します!!」 三島「・・・・・何を言う気だ?この馬鹿は・・・」 大統領「かの悪逆非道の日帝を滅ぼし、真の世界平和を実現する為に、全世界による『対日世界大同盟』の結成と、日帝に対する軍事制裁をここに宣言。各国に参加を要請します!!」 三島「はぁ!?」 近衛「何を言い出すのかと思いきや・・・・・」 辻「とうとう夢の世界の住人と化しましたか・・・・・。まぁ、それでも手加減はしませんが」 大統領「この崇高なる同盟に世界中の国々が参加する事を、我が国は心より切望しております!!しかし日帝に買収され、我が国に対し敵対行動をとる場合、我が国は相応の対応をせねばなりません!!」 大統領「具体的には、現在在韓米軍基地に保護されている敵性国家の民衆を、我が国へのスパイとして拘束しなければなりません。これは、我が国にとっても苦渋の決断なのです!!」 大統領「勿論、日帝の傀儡としての楔を打ち破り、我が方との同盟を決意した場合は、即座に解放し母国へとお返しする事を確約します!!」 大統領「そして、現在我が国内で不法滞在の形で在留する、在韓米軍に告げます!!現在保護している外国人の引き渡しと、保有する兵器・物資の譲渡を要求します!!」 大統領「在留するスパイを適切に拘束しなければ、我が国の国民に危険が及びます。それ故の必要な処置なのです。また、兵器や物資の譲渡は我が国への軍事援助の一環としての要求とし、 善意の協力を強く要望します。なおこれ等の援助の代金は、この聖戦完遂後に責任を持って支払う事を、ここに宣言します」 大統領「この世から悪しき日本人を絶滅させ、聖戦の完遂と真の世界平和を実現する為に、各国が賢明なる判断の下にこの大同盟軍に馳せ参じる事を、我が国は心より願っております!!」 大統領「世界の皆さん!!どうか、我々と共に聖戦の完遂と真の世界平和の実現を、共に成し遂げていきましょう!!ウリナラ・マンセー!!!」 「ウリナラ・マンセー!!!」 「ウリナラ・マンセー!!!」 「ウリナラ・マンセー!!!」 579: 194 :2020/09/05(土) 14 06 30 HOST ai126162148238.56.access-internet.ne.jp 一同「「「「「「・・・・・・」」」」」」 余りに身勝手且つ一方的、そして正気を失ったこの宣言に、一同は顎が外れそうな位に口を開け、唯々唖然としていた。 二藤部「・・・・・彼等は、何か薬でもやっているんでしょうか?(二度目)」 三島「こいつ等・・・・・何でこう、自殺行為を喜んでしたがるんだ?」 近衛「・・・・・間違い無く、味方する国は居ないでしょうけどね(呆れ)」 柏木「・・・・・ここまで来ると、別の意味で可哀そうになって来たんだが(呆れ)」 辻「・・・・・とはいえ、これで連中の死亡は確定しましたね。何せ、世界を敵に回したのですから。東条さん、陸軍の準備の方は?」 東条「それに関しては問題無い。順調に準備は進んでいる。問題は、危機に晒されている在韓米軍と民間人達だが・・・」 フェル「大丈夫!そこは我々ティエルクマスカに任せるデスヨ!!」 柏木「フェル!?」 シエ「先程、本国カラ通信ガ有ッタ。本国カラ彼等ノ救出ニ全力ヲ挙ゲヨトナ」 二藤部「おお、それは頼もしいですね。では、その方針で・・・」 辻「あっ、ちょっと待って下さい」 一同「「「「「「?」」」」」」 辻「どうせですから、今回のやらかしに対する連中へのお仕置きをしましょう。私に腹案が有るのですが・・・」 その後、辻から語られた腹案に一同は同意。その策の実行の為、日本へと向かいつつあった工作艦を急遽動員する事となった。 パウル「ふーむ、ヤルマルティアと交戦状態にある、韓国とかいう国のヂレール核裂エネルギー発電所の解体処分ですか・・・。中々面白い提案ですね」 パウル「それでは、その韓国に取り残されているチキュウ人の皆さんの救出、そしてヂレール核裂エネルギー発電所の解体作戦を開始します」 オペレーター達「「「了解」」」 かくして、ティ連史上初となる敵地上空での救出兼制裁ミッションがスタートした。 580: 194 :2020/09/05(土) 14 07 00 HOST ai126162148238.56.access-internet.ne.jp -韓国ハンフリーズ基地・在韓米軍司令部- 司令「本国からの指令は?」 副官「現在、議会にて宣戦布告に関する議決を取っている所だとか。まず間違い無く可決するとは思いますが・・・」 司令「その前に、韓国軍に基地に雪崩れ込まれてしまうぞ。奴等は飢えた夜盗も同然。我々が保有する兵器や物資は垂涎の的だろう」 副官「今の所、それ等の確保の為も有ってか、連中も強引な行動はとっていませんが・・・。このままでは」 司令「本国の動きが遅すぎる・・・!!何か、何か手はないのか!?」 そう思い悩んでいたその時、連絡将校が副官に何かの紙を渡す。 副官「どうした?・・・!!司令!!日本及びティ連から連絡です!!」 司令「日本とティ連からだと!?何と言って来ている?」 副官「ハッ、読みます!!『貴軍上空にティ連の大型工作艦を派遣、人員及び基地施設・兵器類を転送装置で回収する。それまでの間、持ち堪えられたし』と有ります!!本国も、この申し出を承認したとの事です!!」 司令「オオ!!差し詰め騎兵隊の登場って訳か!!よし、彼等が来るまで少しでも交渉を先延ばしにするぞ」 副官「ハッ!!」 一方、韓国陸軍・ハンフリーズ基地包囲部隊司令部では・・・。 指揮官「連中からの返事は?」 副官「それが・・・・・言を左右にするばかりで、マトモな交渉が成立しません」 指揮官「クッ!奴等め、此方が下手に出れば調子に乗りおって!!」 副官「どうされます?」 指揮官「奴等に時間を与える訳にはいかん。強引にでも開城させ、各国の民間人共や兵器・物資を接収するぞ!」 副官「・・・・・よろしいので?」 指揮官「このまま手をこまねいていては、我が軍の沽券にかかわる。早急に準備せよ」 副官「・・・・・ハッ!!」 伝令「た、大変です!!」 指揮官「どうした!?」 伝令「ハ、ハンフリーズ基地上空に、ティ連の物と思われる宇宙船が!!」 指揮官「何だと!?」 ハンフリーズ基地上空に姿を現した、二隻の工作艦。基地上空に到達するや否や、転送装置で人員諸共基地施設を回収していく。 副官「ハ、ハンフリーズ基地が!?」 指揮官「いかん!奴等基地と人員をまとめて回収する気だ!!何としても妨害しろ!!」 韓国軍は激しい攻撃を加えて妨害しようとするも、シールドをうち破る事が出来ない。 そうこうしている内に、基地及び人員の回収に成功。跡には、広大な空き地だけが残っていた。 ティ連の大規模介入に衝撃を受ける韓国。だが、事はそれだけでは終わらなかった。 パウル「さぁ、これから解体作業を開始します!!もちろん、データの方はキッチリ回収しながらですよ!!」 オペレーター「作業員の方はどうします?」 パウル「すぐ近くの市街地に、三日分の水・食料と共に転送しちゃいましょう。流石に一緒に分解する訳にはいかないし」 オペレーター「了解です」 かくして、解体作業が開始される。搭載するディスラプター砲が時に繊細に、時に大胆に照射され、分子単位で解体されていく。 転送された作業員や町の住民達は茫然と見守るしかなく、解体が終わった跡には更地のみが残されたのだった。 こうして、韓国の起死回生の策()は見事に不発に終わるばかりか、逆に世界の殆どの国から国交断絶・・・・・ならまだいい方で、少なくない国から (形だけとはいえ)宣戦布告を受ける羽目となったのだった。 581: 194 :2020/09/05(土) 14 07 30 HOST ai126162148238.56.access-internet.ne.jp 以上です。キムチの酋長・二度目の妄言と、パウル艦長初登場の巻の回でした。 キムチ達はとうとう、世界の敵として認定されましたwそして、米軍基地と民間人達を丸々回収。それぞれの母国へ無事返す事に成功しました。 駄目押しに、各所に有る原発を解体。致命的な電力不足にも陥る羽目に。このアイデアを出して下さった読者様に、この場を借りて感謝を申し上げます。 稼働している原発のデータも取れて、パウル艦長もホクホク顔な状態になってます。 次回は、極秘裏に接触してきた北のキムチとの交渉劇になる予定。漸く終わりが見えて来ました。 wiki掲載は、自由です。 599: 194 :2020/09/05(土) 18 47 08 HOST ai126162148238.56.access-internet.ne.jp 誤字を発見しかも二か所orz修正の方を。 579 誤 辻「どうせですから、今回にやらかしに対する連中へのお仕置きをしましょう。私に腹案が有るのですが・・・」 正 辻「どうせですから、今回のやらかしに対する連中へのお仕置きをしましょう。私に腹案が有るのですが・・・」 誤 パウル「それでは、その韓国に取り残されているチキュウ人の皆さんの救出、そしてヂレール核裂エネルギー発電所の解体作戦を開始すます」 正 パウル「それでは、その韓国に取り残されているチキュウ人の皆さんの救出、そしてヂレール核裂エネルギー発電所の解体作戦を開始します」 wiki掲載時に、修正をお願いします。
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「隊長は人道主義者」という『神話』ができるまで ~座間味島s20年3月24日の会見場面の描写変遷~ 「隊長は人道主義者」という『神話』ができるまでI 宮城初枝氏「血ぬられた座間味島・沖縄緒戦死闘の体験手記」 II 宮城初枝氏の手記 「母の遺したもの」2000年より III 神戸新聞の昭和60年7月30日付け記事 IV 梅澤裕氏の『手記「戦闘記録」』 V 梅澤裕氏陳述書(2005年10月28日) VI 桜井よしこ氏による梅澤氏からのききとり(2007年10月18日の) 裁判で訴えた人たち原告は、沖縄の集団自決が《隊長命令による》という言説を『神話』であって事実ではないと主張しているが、ついでに《軍命令でも軍関与でもない》という結論を求めている。 その進行のなかで、隊長さんは集団自決を止めようとしたのに村民たちはそれを振り切って死んでしまった。《隊長さんは人道主義者だった》、このような新たな神話づくりが進行している。 大阪地裁に提出された双方の準備書面などから、座間味島s20年3月24日の会見場面の描写変遷を見てみる。 I 宮城初枝氏「血ぬられた座間味島・沖縄緒戦死闘の体験手記」 (『沖縄敗戦秘録・悲劇の座間味島』下谷修久編・一九六八年) 「(三月二五日)午後十時頃梅澤隊長から次の軍命令がもたらされました。 『住民は男女を問わず軍の戦闘に協力し、老人子供は村の忠魂碑前に集合、玉砕すべし』 命令を受けた住民の該当者たちは、指定の場所に集まってきます」 故宮城初枝氏は、『住民は男女を問わず軍の戦闘に協力し、老人子供は村の忠魂碑前に集合、玉砕すべし』」と書いたものの、実際にはその場で自分が直接聞いた言葉ではないので、1982年に梅澤氏に告白すると共に、その後、書き換えた手記のコピーを梅澤氏に送った。 また、手記は晩年娘の宮城晴美さんに託され、その死後2000年に晴美氏が著わした『母の遺したもの』に収録された。 II 宮城初枝氏の手記 「母の遺したもの」2000年より (書かれたのは、1982年梅澤氏に会っった前後か) その時です。助役の宮里盛秀さんに呼び止められました。助役は私に、一緒について来るようにというのです。私は役場の職員ですから呼ばれたのでしょう。つる子さんと別れ、助役について行ったところ、そこには当時の村の指導的立場にある収入役の宮平正次郎さん、国民学校長の玉城盛助さん、役場吏員の宮平恵達さんの三人がいました。 「これから部隊長の所へ小銃弾を貰いに行くから一緒に行ってくれ」 と頼まれました。役場には当時三八式歩兵銃(手動の五連発銃)と九九式歩兵銃(五発装弾式)の二丁の銃がありました。私はてっきりその弾を貰いに行くのだろうと思い、弾を入れる袋が必要かと、手持ちの袋の中のモンペを取り出して雑木の間に押しこみ、空になった袋をもって、四人の後をついて行ったのです。 艦砲射撃の中をくぐってやがて隊長の居られる本部の壕へたどり着きました。入口には衛兵が立って居り、私たちの気配を察したのか、いきなり「誰だ」と叫びました。 「はい、役場の者たちです。部隊長に用事があって参りました」 と誰かが答えると、兵は 「しばらくお待ちください」 と言って壕の中へ消えて行きました。 それからまもなくして、隊長が出て来られたのです。助役は隊長に、 「もはや最期の時が来ました。私たちも精根をつくして軍に協力致します。それで若者たちは軍に協力させ、老人と子供たちは軍の足手まといにならぬよう、忠魂碑の前で玉砕させようと思いますので弾薬をください」 と申し出ました。 私はこれを聞いた時、ほんとに息もつまらんばかりに驚きました。重苦しい沈黙がしばらく続きました。隊長もまた片ひざを立て、垂直に立てた軍刀で体を支えるかのように、つかの部分に手を組んでアゴをのせたまま、じーっと目を閉じたっきりでした。 私の心が、千々に乱れるのがわかります。明朝、敵が上陸すると、やはり女性は弄ばれたうえで殺されるのかと、私は、最悪の事態を考え、動揺する心を鎮める事ができません。やがて沈黙は破れました。 隊長は沈痛な面持ちで 「今晩は一応お帰りください。お帰りください」 と、私たちの申し出を断ったのです。私たちもしかたなくそこを引きあげて来ました。 その後、梅澤裕氏は「友人」である神戸新聞中井和久記者と会い、宮城初枝氏との面会の状況や送られてきた彼女「手記」の写しも見せたものと思われる。それが、神戸新聞の昭和60年7月30日付け記事となった。 III 神戸新聞の昭和60年7月30日付け記事 昭和60年(1985年)の記事には、宮城初枝氏の話として 「二十五日に、道すがら助役に会うと“これから軍に、自決用の武器をもらいに行くから君も来なさい”と誘われた。この時点で村人たちは、村幹部の命によって忠魂碑の前に集まっていたが、梅沢少佐らは『最後まで生き残って軍とともに戦おう』と、武器提供を断った」 と書かれている。 この記述は奇妙である。 初枝氏が梅澤隊長のもとを訪れた際に既に村人たちが忠魂碑の前に集まっていたとは、それ以前にもそれ以後にも、どこにもかかれていない。手記には忠魂碑前に集まれという呼びかけが始まったのは、隊長との会見の後だと記されている。もし記事に書かれていることが宮城初枝氏の証言というなら、彼女は梅澤氏に送った手記を否定したことになる。 また梅澤隊長が『最後まで生き残って軍とともに戦おう』と述べた事実がなかったことも、初枝氏の手記から明らかであり、初枝氏が記者に答えるはずがない内容である。 証言として「」で囲んだ中味は、不確かな取材に基づく中井和久記者の創作と思われる。 IV 梅澤裕氏の『手記「戦闘記録」』 (沖縄史料編集所紀要11号 1986年) 梅澤裕氏は、その年の秋、代理人を沖縄史料編集所に差し向け、上記の神戸新聞記事を根拠に『沖縄戦史』の訂正を求めてきた。史料編集所は訂正するかわりに、当事者記載資料として、『紀要』に梅澤氏の手記を載せることを承諾した。 「戦闘紀要」の記述は、上記神戸新聞記事を骨子としたとも思える内容だった。 二十五日夜二十二頃戦備に忙殺されて居た本部壕へ村の幹部が来訪して来た。助役宮里盛秀氏、収入役宮平恵正次郎氏、校長玉城政助氏、吏員宮平恵達氏及び女子青年団長宮平初枝さん(現在宮城姓)の五名。 その用件は次の通りであった。 いよいよ最後の時が来た。お別れの挨拶を申し上げます。 老幼婦女子は予ての決心の通り軍の足手纏いにならぬ様、又食糧を残す為自決します。 きましては一思いに死ねる様、村民一同忠魂碑前に集合するから中で爆薬を破裂させて下さい。それが駄目なら手榴弾を下さい。役場に小銃が少しあるから実弾を下さい。以上聞き届けて下さい。 私は愕然とした。今時この島の人々は戦国落城にも似た心底であったか。 私は答えた。 決して自決するでない。軍は陸戦の止むなきに至った。我々は持久戦により持ちこたえる。村民も壕を掘り食糧を運んであるではないか。壕や勝手知った山林で生き延びて下さい。共にがんばりましよう。 弾薬は渡せない。 しかし、彼等は三十分程も動かず懇願し私はホトホト困った。折しも艦砲射撃が再開し忠魂碑近くに落下したので彼らは急いで帰っていった この梅澤氏の手記について、手記を受け付けた当時の史料編集所員山城将保氏はこういっている。 同じ場面を梅澤氏は簡単明瞭に「決して自決するではない。弾薬は渡せない」と書いているが、宮城さんの手記には、ただ、ながい沈黙の後に「今晩は一応お帰りください」としか書かれてない。梅澤氏が実際に「決して自決するでない」と発言していたとしたら、最も肝心なこのキーワードを宮城さんが聞かないはずはないし、忘れるはずもないし、書かないはずもない。 『沖縄県史』や『紀要』に解説文を書いた立場から言わせてもらえば、もしあの時、梅澤隊長が本当に「決して自決をしてはならない」と明言しておれば、村役場の幹部をはじめとする村民があれほど大規模な「集団自決」に追い込まれることはなかっただろう、というのが実感である。現在の梅澤氏は、「集団自決」を命令したのは村役場の助役であって私は止めようとしたのだと弁明していい子になろうとしているが、戦闘中の最高指揮官にあるまじき無責任な発言としか思えない。(『沖縄戦の真実と歪曲』) 母初枝氏の手記を託された宮城晴美氏は、陳述書の中でこう述べている。 原告の梅澤氏は、3月25日夜の助役とのやりとりについて、 「決して自決するでない。生き延びて下さい」 と述べたと主張しているとのことですが、母は、1977年(昭和52年)3月26日の33回忌の日に私に経緯を告白して以来、本書に書いてあるとおり 「今晩は一応お帰りください。お帰りください」 と述べたと言っています。母は梅澤部隊長に申し訳ないという気持ちにかられて告白し、手記を書き改めたのですから、「決して自決するでない」と聞いたのなら、当然そのように私に話し、書いたはずです。 本書(『母の遺したもの』)262頁に書きましたように、母は、1980年(昭和55年)12月中旬に那覇市のホテルのロビーで原告の梅澤氏に面会し、1945年(昭和20年)3月25日の夜の助役と梅澤氏とのやり取りについて詳しく話しましたが、梅澤氏は当夜の助役らとの面会そのものについて覚えていませんでした。「決して自決するでない」との梅澤氏の言い分は、記憶にないことを、自分の都合がいいように、あたかも鮮明に記憶しているかのように記述したものと思われます。もし記憶しておれば、梅澤氏はその時訪ねてきた助役・宮里盛秀氏の名前を、前述の「仕組まれた『詫び状』」(乙18)117頁で紹介しましたように「宮村盛秀」と、遺族の戦後改姓の苗字を書くはずはありません。 母は、少なくとも自分の目の前での部隊長の自決命令はなかったということでそのことを梅澤氏に告白し、手記を書き改めたのですが、確かに3月25日の助役とのやりとりの際に、梅澤部隊長は自決用の弾薬は渡していませんが、 「今晩は一応お帰りください。お帰りください」 といっただけで、自決をやめさせようとはしていません。住民が自決せざるをえないことを承知のうえで、ただ軍の貴重な武器である弾薬を梅澤氏自ら渡すことはしなかったというに過ぎなかったのではないかと思います。 「自決をやめさせようとした」との記述は梅澤氏の創作である疑いが濃いが、裁判という自己正当化の晴れ舞台では益々もっともらしいものになっていく。 V 梅澤裕氏陳述書(2005年10月28日) 昭和二○年三月二三日、沖縄本島に先がけ座間味島に米軍の空襲が始まりました。翌二四日に猛爆が始まり、二五日は戦艦級以下大艦隊が海峡に侵入し、爆撃と艦砲射撃で島は鳴動しました。このとき壕に隠していた特攻用の舟艇は殆ど破壊されてしまいました。 問題の日は翌三月二五日のことです。夜一○時頃、戦備に忙殺されて居た本部壕へ村の幹部が五名来訪して来ました。助役宮里盛秀、収入役宮平正次郎、校長玉城政助、吏員宮平恵達、女子青年団長宮平初枝(後に宮城姓)の各氏です。 その時の彼らの言葉は今でも忘れることが出来ません。 いよいよ最後の時が来ました。お別れの挨拶を申し上げます。 老幼婦女子は、予ての決心の通り、軍の足手纏いにならぬ様、又食糧を残す為自決します。 就きましては一思いに死ねる様、村民一同忠魂碑前に集合するから中で爆薬を破裂させて下さい。それが駄目なら手榴弾を下さい。役場に小銃が少しあるから実弾を下さい。以上聞き届けて下さい。 その言葉を聞き、私は愕然としました。この島の人々は戦国落城にも似た心底であったのかと。昭和一九年一一月三日に那覇の波の上宮で県知事以下各町村の幹部らが集結して県民決起大会が開かれ、男子は最後の一人まで戦い、老幼婦女子は軍に戦闘で迷惑をかけぬよう自決しようと決議したという経過があったのです。 私は五人に、毅然として答えました。 決して自決するでない。軍は陸戦の止むなきに至った。我々は持久戦により持ちこたえる。村民も壕を掘り食糧を運んであるではないか。壕や勝手知った山林で生き延びて下さい。共に頑張りましょう。 弾薬、爆薬は渡せない。 折しも、艦砲射撃が再開し、忠魂碑近くに落下したので、五人は帰って行きました。 『手記「戦闘記録」』に、前年秋の県民決起大会のことがむりやり挿入されている。軍とは無関係のように強調されている。いかにも後付けのいいわけだし、「県民決起大会」は軍の指導によるもので沖縄住民の自発的意思で開かれたものではない。 裁判がはじまると、会見場面はまるで乃木将軍の「水師営の会見」のように、よくできた物語としていろいろと尾ひれがついてくる。 VI 桜井よしこ氏による梅澤氏からのききとり(2007年10月18日の) 『週刊新潮』 07年1月4日・11日号 http //yoshiko-sakurai.jp/index.php/2007/01/11/post_497/ いよいよ明日にも敵が上陸という翌20年3月24日夜10時頃、司令本部の基地隊に、村民代表5名が訪ねてきた。助役、役場の者、小学校の校長、警察官、女子青年団長だった。 助役の宮里盛秀氏が言った。 「いよいよ敵が上陸しそうです。長い間、御苦労様でしたが、お別れに来ました。私たちは前から、年寄り、女子供、赤ん坊は軍の足手まといになるため、死ぬと決めています」 梅澤氏は本当に驚いた。 「戦国時代の物語として聞いたようなことを、まさか、沖縄の人が言うとは思いませんでした」 と語る。 だが、宮里助役は続けた。 「自決の方法がわかりません。我々皆が集まって円陣を作ります。その真ん中で爆薬を爆破させて下さい」 「そんなことは出来ない」 と梅澤氏。 「それなら役場に小銃が3丁ありますから弾を下さい。手榴弾を下さい」 と宮里助役。 「馬鹿なことを言うな! 死ぬんじゃない。今まで何のために戦闘準備をしたのか。みんなあなた方を守り日本を守るためじゃないか。あなたたちは部隊のずっと後ろの方、島の反対側に避難していれば良いのだ」 梅澤氏は諭して、5人に言った。 「食糧も山中の壕に一杯蓄えてある。そこに避難しなさい。死ぬなど馬鹿な考えを起こしてはいけないよ」 翌日、文字どおり地獄の戦闘が始まった。梅澤氏は部下の6割を失って、遂に敗北した。戦闘に没頭していた氏らは、住民たちのその後の動き、約800名中172名が集団自決した事実を知らなかった。 物語としては素敵だが、事実の記録としては矛盾だらけのインタビューです。 「いよいよ明日にも敵が上陸という翌20年3月24日夜10時頃」……日にちがちがっていますが? 「助役、役場の者、小学校の校長、警察官、女子青年団長だった。」……これは桜井よしこ氏の思い違いか? 渡嘉敷島の安里巡査が突然海を渡ってきたのか? 「「戦国時代の物語として聞いたようなことを、まさか、沖縄の人が言うとは思いませんでした」と語る。 」……こう梅澤氏が本当にいったとすれば、県民総決起大会のことを知っていたという冒頭陳述書はウソということになります。 「それなら役場に小銃が3丁ありますから弾を下さい。手榴弾を下さい」……少しを3丁としたのはただの勘違いでしょう しかし、「馬鹿なことを言うな! 死ぬんじゃない。今まで何のために戦闘準備をしたのか。みんなあなた方を守り日本を守るためじゃないか。あなたたちは部隊のずっと後ろの方、島の反対側に避難していれば良いのだ」 梅澤氏は諭して、5人に言った。 「食糧も山中の壕に一杯蓄えてある。そこに避難しなさい。死ぬなど馬鹿な考えを起こしてはいけないよ」 ここまで来ると何をかいわんや、梅澤氏が自分自身の妄想に酔いしれたからなのだろうか、それとも桜井よし子氏の創作が度を越してしまったのか? こうして、「梅澤戦隊長は人道主義者だった」という『神話』が、創作、虚偽、ゴマカシ、なりふり構わず完成されようとしている。次のステップは、集団強制死を「国のために自らの命を捨てた」殉死として美しく飾ることなのだろう。
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9月10日 午前8時40分 陸軍第790航空隊に所属するB-25ミッチェルは、今しがたエイレーンの森を越えようとしていた。 B-25の機長であるポール・フランソワ大尉は、下界の森をみつめた。 森の所々に昨夜の艦砲射撃で受けた箇所がちらほらと見える。 その箇所は、爆心地を中心に周りの木が吹き飛んで、10メートル以上はある穴が開いていた。 それもかなりの数である。 「見た限りでは30以上はありますな。」 左隣の副機長であるジミー・グレゴリー少尉が言ってきた。 「従兄弟が海軍の戦艦コロラドに乗っていて、昔そいつから聞いたんですが、戦艦の砲弾って、 16インチ砲で砲弾の重量が1トンを超えるらしいです。」 「1トンか・・・・このミッチェルは爆弾が1.3トンまで積める。 だとすると、俺たちが見たクレーター数からして、30機分のB-25が爆撃したことになるな。」 「いや、威力は16インチ砲弾のほうが強いですから、もっといくかもしれませんよ。」 「確かにな。」 昨日の夜まで、この森の下には何万ものバーマント兵がいた。 その森に、大口径砲弾を、なんと1800発も叩き込んだのだ。 「確実に1個師団はぶっ飛んだぞ。」 出撃前に彼はグレゴリー少尉に向かってそう言っている。 森へ抜けると、広大な平野が続いている。その平野部に、一群の群れがある。 「左前方に人の群れです!」 グレゴリー少尉が叫んだ。フランソワ大尉は視線を左に移し、目をさらにして見つめる。 かすかながらだが、確かに人影の集団が見える。 「よし、確かめるぞ。」 フランソワ大尉は機首をその方向に向けた。現在、高度は2500メートル。 速力は240マイル(384キロ)。 (本来なら、1200ほどで確かめるんだが、敵は対空火器を持っているからな。用心しねえと) 彼は心の中でそう呟いた。 昨日の航空攻撃で、米側はバーマント軍の対空機銃によって44機が撃墜されている。 撃墜機の内訳は、海兵隊のF4Uが2機、陸軍のP-47が4機、P-51が3機、B-25が3機、A-20ハボック7機。 海軍のF6Fが7機、SBDが3機、SB2Cが8機、TBFが7機失われている。 いずれもが、低空での機銃掃射のさいに反撃を食らっている。 この他にも陸軍側で24機、海軍側で54機が機銃弾を受けている。 そのうち修理不能機は陸軍でB-25が1機、P-51が1機。海軍でF6Fが3機、TBFが2機出ている。 この事から、フランソワ大尉は出撃前に、なるべく高度1600以上を飛べと言われている。 そのため、フランソワは高度2500を維持しながら、バーマント軍の軍勢に近づいていった。 バーマント軍の軍勢の上空に来た。敵はたった1機のB-25には興味ないのか、ひたすら西に向かって歩き続けている。 彼らは鉄道に沿って歩いているが、その様子は、葬列さながらの寂しさを感じる。 「敗軍の部隊というものは、なんか惨めですねえ。」 「そうだな。昨日は敵側は散々だったからな。昼間の大攻撃は完全に失敗し、 夜には軍艦に撃ちまくられる。まさに泣きっ面に蜂の状態だな。」 「やっぱ、戦艦部隊の砲撃が一番利いたんですかね?森のあちこちに砲弾穴がありましたから。」 「そうかもしれない。敵は夜戦をやろうと構えていたところに、いきなり砲撃だ。 そしてその砲撃で、大勢の味方が吹っ飛んじまったのだろう。正面には装備優秀な敵が備えている。 そこに横槍の艦砲射撃だ。こんなんじゃ俺でもやる気無くすな。」 「まあ、敵の司令官の判断は結果としてはいいでしょう。なんたって、これ以上無意味な犠牲が出なくて済みますからね。」 「そうだな。」 2人はそれっきり、黙り込んだ。それから彼らのB-25はバーマント軍の上空で偵察を続けた。 彼ら2人は、いや、米側は現時点で、昨夜の砲撃が敵軍の最高司令官を吹き飛ばしたことを知らない。 ただ、砲撃で敵の戦意を削ぎ、撤退のきっかけを作ったとしか思っていない。 悠然と旋回していたB-25はようやく過ぎ去って行った。 恐らくただ自分達の様子を見に来ただけだろう。 レイックル軍曹はそう思った。 そして再び周りに視線を巡らせる。味方の将兵が歩いている。 その表情は、どれもこれも曇ったままだ。 「敗軍の兵たち・・・・か。」 彼は、布切れで吊った左腕をさすりながら、小さく呟いた。 「でも、確かな事があります。」 右隣に居る彼の部下、この戦いで唯一生き残った彼の分隊の兵である。その兵が口を開いた。 「ここしばらくは、敵の銃弾に倒れる心配がありません。」 「ちげえねえ。」 レイックル軍曹は引きつった笑みを浮かべた。 昨日の戦闘は、まさに地獄そのものだった。 待ち構えていたアメリカ軍は、大量の航空機、そして銃器、砲撃で進撃してきた味方軍を次々に狙い撃ちした。 期待の陣地突破用のストーンゴーレムは最初の段階で早々と全滅し、味方の騎兵、歩兵部隊も相次いで壊滅した。 最もきつかったのが、敵の陣地に取り付く前だった。敵軍は、まるで吐き出すように大量の銃弾を放ってきた。 これに討ち取られた味方は数知れず、あっという間に大半がバタバタ打ち倒された。 それでも、レイックル軍曹を始めとする生き残りが敵軍陣地に殴り込み、相当の被害を与えた。 だが、地上部隊の善戦はほんの一握りの時間でしかなかった。 第1線陣地を占領したとたん、洋上の敵機動部隊からやってきた艦載機にたかられ、あっという間に 残存部隊の大多数が死傷してしまった。 これに業を煮やしたレイックル軍曹は(撤退時に現地の最高指揮官になっていた)全部隊撤退を命じた。 そして、森の前の味方陣地に戻ってきたのは、わずか80名しかいなかった。 このため、第89歩兵師団は事実上全滅状態になった。 味方の被害甚大に驚愕した上層部は昼間の戦闘を中止。戦闘は夜戦に持ち込まれる事になった。 残存わずかとなった第89歩兵師団は、第64歩兵旅団に編入されて、夜間の攻撃を行う予定であったが、 その予定された攻撃も、ザラーク湾に乗り込んだ米戦艦部隊の砲撃によって吹き飛んでしまった。 この砲撃で彼の分隊の部下も4人が戦死した。レイックルも木の枝で左腕を傷付けられた。 そして砲撃が終わり、辺りには鉄の暴風の甚大な被害に呆然とする将兵と、傷に呻く多数の負傷者が残された。 この砲撃で、バーマント軍第8軍は、渡そうとしていた小銃の弾薬が、弾薬庫共々、16インチ砲弾によって叩き潰されていた。 そして809人が死亡し、1020人が負傷した。 そして、午後10時50分、レイックル軍曹は、突然放心状態に陥った魔道将校から、信じられない情報を聞いた。 東方軍集団司令官オリオス・ルーゲラー騎士元帥戦死。 その情報はたちまち口コミで広がっていき、臨時に東方軍集団司令官に任ぜられた 第8軍司令官コルレ・イルフェリンド大将は全軍に撤退を命じた。 彼いわく、 「これ以上、勝ち目の無い戦いを続けるのは、武人にあるまじき行為である」 こうして、米戦艦部隊の砲撃は、多くの敵兵を吹き飛ばしたばかりか、 その戦意すらも、綺麗さっぱり吹き飛ばしてしまったのである。 「次の駅まであと・・・・」 「6キロ、6キロです。」 部下、イザレル・アス1等兵は自身ありげに行ってくる。 「6キロか。イザレル、どうしてわかった?」 「あれですよ。」 彼は右方向を顎でしゃくった。 イザレルは両方の手の骨が折れているので、指をさすことが出来ない。 右方向には、やや小高い丘が聳え立っている。 頂上には緑の木が生い茂っており、目印にはもってこいの丘である。 「友人の砲兵が、丘から次の駅までは6キロちょうどと言っていました。」 「なるほど。分かりやすいな。」 レイックルは納得する。 味方の兵は、相変わらず、ゆっくりとした足並みで次の駅に向かっていた。 9月10日 午後2時 「長官、第5水陸両用軍団司令部は防衛戦の終結宣言を下したようです。」 参謀長のデイビス少将は、イスに座って読書を嗜んでいるスプルーアンス大将にそう報告した。 「そうか。バーマント軍は撤退したのか。」 「はい。情報によると、バーマント軍の最後尾部隊は西18キロの所を西進中とのことです。」 「なるほど・・・・・昨夜の砲撃が利いたものと見えるな。」 スプルーアンスは本をテーブルに置くと、テーブルのコーヒーを飲み干した。 コーヒーは冷えていてまずい。 「作戦室に戻るか。」 彼はそう呟くと、イスから立ち上がって長官公室を出た。 しばらくして作戦室に入った。 作戦室にはレイムと情報参謀のアームストロング中佐、作戦参謀のフォレステル大佐が地図を見ながら話し合っている。 「長官、敵は戦線を離脱中のようです。」 「ああ、参謀長から聞いたよ。それにしても、敵が一斉に撤退を開始すると言うのが少々驚きだな。 私としては、敵の戦意を削いで、地上部隊の作戦をやりやすくしようと思ったのだが・・・・・・・ レイム君、何か分かるかな?」 スプルーアンスは、レイムに話を振った。 レイムはしばらく考え込む。やがて思い立ったのか、自分の意見を言い始めた。 「考えられる点はいくつかあります。まず1つが、昨日の戦闘で甚大な損害を出したため、 これ以上の作戦が困難になったか。もう1つは、昨夜の艦砲射撃で重要な、例えば 主戦力師団を粉砕されたか、あるいは・・・・・・」 「あるいは?」 「・・・・・敵の総大将を吹き飛ばしてしまった・・・・かです。 バーマント軍の戦意が高いのは既にお察しと思われます。」 彼女の言葉に誰もが頷く。バーマント軍の戦意の高さは幾度も発揮されている。 海軍も、飛空挺によって軽空母サンジャシントと駆逐艦ドーチを撃沈されているし、 水上砲戦でも大損害を被る艦艇が度々出てきている。 「今撤退中のバーマント軍はグランスプ軍団と呼ばれる精鋭部隊で、軍団長のオリオス・ルーゲラー騎士元帥は 部下からも慕われており、ヴァルレキュア戦でも常に先頭を切って戦っていた軍です。」 レイムの語調が、後半部分だけやや震える。スプルーアンスは一瞬どうしたのか?と思ったが、レイムは言葉を続ける。 「この軍団の功績は抜群で、常に無敗で押し通してきました。 軍団の将兵は皇帝よりも、ルーゲラー元帥を士気の拠り所にしていたようです。 彼の指揮する作戦は常に勝利に導かれています。」 バーマント軍はよく、敵の指揮を阻喪させるために、よく味方軍の強さを敵に知らしめていた。 この戦術は意外に効果があり、ヴァルレキュア戦に至るまではかなりの対抗軍が降伏している。 最も、この戦術はヴァルレキュア相手には全く通じていない。 「バーマント軍の体質からすると、撤退の原因となったのは、やはりルーゲラー元帥が負傷したか、あるいは・・・・」 「戦死したか、だな?」 スプルーアンスは怜悧な口調で言ってきた。 「はい。恐らくは。」 レイムはそう言って頷いた。だとすると、昨日の艦砲射撃はラッキーヒットを当てたと言う事になる。 スプルーアンスは、机の地図を眺めた。地図には森から西に伸びる赤い矢印が描かれている。 たった今しがた描かれた矢印だ。 この矢印は、撤退中のバーマント軍を表している。 スプルーアンスは、その地図に手を置いた。 (もし・・・・・敵の総大将を討ち取ったとすると・・・・・あの急な戦意喪失も説明がつくな。 と言う事は、戦艦部隊の派遣は吉と出たか) 運命と言うものは情け容赦ないものだな、と彼は思った。 「損傷した艦はどうなっている?」 スプルーアンスは話題を変えた。 「ハッ。まず大破したニューオーリンズですが、現在缶ドッグに収容して目下修理中です。 ミネアポリスは中破レベルえありますが、こちらはドッグに入れず、工作艦の戦場修理でなんとかなると 伝えられています。ニューオーリンズは最低でも1ヵ月半、ミネアポリスは3週間ほど戦線を離れます。 それから小破したサンフランシスコとマイアミは、いずれも1週間程度の修理で済むそうです。」 「そうか。それにしても、バーケはよくやってくれたな。大したものだ。」 彼は無表情な顔つきで、淡々とそう口を動かす。 「とりあえず、ひと段落はついたな。バーケ部隊の将兵によくやったと伝えてくれ。」 9月12日 バーマント公国首都 ファルグリン 陸軍最高司令官であるオール・エレメント騎士元帥は、皇帝の玉座の前に足を止めた。 玉座に座るバーマント皇は機嫌が悪い。しきりに指を肘掛にトントン叩いている。 「オール・エレメント元帥。ただいま参りました。」 「うむ。ご苦労。」 バーマント皇は頷くと、閉じていた目を開いた。その目には怒りが混じっている。 「エレメント元帥、グランスプ軍団・・・・もとい、東方軍集団は、公国でも最強の軍団である。 そうであったな?」 「は、はい。おっしゃるとおりであります。」 「ふむ。で、その最強軍団が、なぜ・・・・・なぜ1日で撤退したのだ!!!!」 突如、バーマント皇は怒声を上げた。 「わしは全滅してでもサイフェルバンを取り返せと言ったはずだ!それを軽々しく無視して撤退だと!? やられたと言っても17万中、8万人。たった半分しかやられておらんではないか!!」 「い・・・一度に投入できる兵力には、限度があって。」 「黙れ!貴様らの敢闘精神が足りぬからだ!最強軍団なら今頃、異世界軍の蛮族共を全て皆殺しにしておるはずだ! それが、たったの6万ごときの地上軍にやられおって!!」 バーマント皇はエレメントに人差し指をむけ、彼をなじった。 バーマント皇は知らないが、周りの直属将官達は聞くに堪えないような言葉に、顔を歪めていた。 「し、しかし皇帝陛下。あの時、我が地上軍には空中騎士団の支援はありませんでした。 それに対して、異世界軍は飛行場、洋上の空母機動部隊から多数の飛空挺を飛ばして地上軍の支援にあたりました。 はっきり申しまして、あの状況で勝つのは表情に難しかったと言わざるを得ません。 便りの空中騎士団もいない中、どうやって、堅陣を突破せよと言われるのですか?」 「兵の数だ!いくら敵とはいえ、大軍に攻め込まれればたちまちもみ潰されるはずだ! 君が送った報告書の中にも、ちゃんと戦果があったではないか!」 「戦果は確かにありました。しかし」 「黙れ!言い訳は聞きたくない!1ヵ月後にもう一度奪還作戦をやるぞ! 今度は空中騎士団も参加してもらう。そうすれば、前のような惨めな敗北は起こらんはずだ。」 エレメントは絶句した。この人は何も分かっていない。 「お言葉ですが、これ以上兵の消耗が続くと、国民に実情が知られる事になります。 どうか、侵攻はもうしばらく様子を見たほうがいいのでは?」 「いや、君の判断には承服しかねる。」 バーマント皇は彼の提案を突っぱねた。 「味方が苦しいときは敵も苦しいのだ。戦場と言うものはそう言うもんだろう。」 さらりと言ってのけた。流石のエレメント元帥も、この言葉に反応した。 (そう言うもんだろう・・・・・だと?この人は・・・・・この人は!!) 内心、怒りが沸き立つ。顔が次第に赤くなった。 「そう言うことだ。すぐに新手の部隊の準備を進めたまえ。」 その言葉に対して、罵声をあげかけた瞬間、 「大変でございます!」 後ろから侍従係が大声で叫んだ。 「何事か?」 慌てて走ってきたその侍従係は、血相を変えた表情を浮かべている。 「異世界軍機が首都に接近しております!」 「な・・・・なんだとぉ?」 先ほどまで血色の良かったバーマント皇の顔色が、さっと変わった。 首都上空に現れたのは、B-24爆撃機20機に護衛のP-51戦闘機20機だった。 この編隊を見かけたファルグリン市民は仰天した。 そして、B-24編隊が首都上空に到達したとき、誰もが腹から爆弾をばら撒かれると確信した。 以前のエンボスト空襲では、市街地にも被害が出ている。 遂に異世界軍は市民までも狙い始めたのか!誰もが絶望的な気持ちに包まれた。 腹から何かが落ちた。それは・・・・・・・・・・・ 紙・・・であった。一塊の物体が落ちると、それは空中でばあっと散った。 無数の紙がヒラヒラと舞いながら、ゆっくりと市街地に落ちていく。 B-24は腹から紙をバラバラ撒き続ける。 それは、公国側が最新の情報の詰まった広報紙を配布した1時間後の出来事であった。
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【沖縄戦】「美しい死」と「不潔な死」 V. 伊波証言の要約と考察 V-07伊波証言の信憑性について 私が伊波苗子さんの証言を聞いてまず思ったことは、実に細かいことまでよく覚えていたなあ、ということです。人の名前や日付の間違いなどは致し方ないことです。 どれも、伊波さん自身の「体験記憶」としては、正しいのだと思います。しかし、芥川龍之介の『藪の中』(映画化されて『羅生門』)が表現したとおり、人が語る「事実」というものは、語る人の立場によって大きく異なるものです。それは、今もなお日本軍を尊敬する伊波さんにおいても、日本軍を批判する方々においても、同じように言えることではないでしょうか。 チャンネル桜の人たちはよく「今の沖縄は特殊な言論空間の中にあって、真実が見えなくなっている」といいますが、私からしますと、沖縄戦さなかの沖縄こそ歪んだ言論空間であり、第32軍地下司令部壕の中はその最たるもので、真実が見えなくなっていたであろうと思います。 私が驚いたのは、伊波証言の中の拷問の場面と処刑の場面の、あの超リアリズムです。「まるで、見てきたような…」迫力です。私は、伊波さん自身が拷問や尋問の執行者だったのではないかとすら思いました。「上原キク」の体中の焼き判をみたことを身振り手振りで語るシーンなどは、伊波さん自身が看護婦の立場で身体検査をしたのではないかと思いました。 伊波さんが警防団の分団長だったということも影響していると思います。警防団はお互いが監視しあってスパイを警戒する、民間組織です(II-07 *34a)。 しかし、暫くしてこうも考えました。人は誰でも、他人から聴いたことでも自分が体験したように話します。いや、そう話したい誘惑に駆られるものです。伊波さんも、戦後長きにわたって体験談を語っていくうちに、超リアリズムの迫力を身に着けていったのではないか…と。2番目のインタビューは2012年ですから、沖縄戦から67年が経っています。 また、伊波苗子さんたち、辻遊廓出身で32軍司令部壕にいた女性たちは、司令部の副官たちと非常に懇意でした。1944年、32軍が沖縄に創設された時、辻遊廓に「将校会議所」が出来た時、10.10空襲で辻遊廓が丸焼けになったあと「玉倶楽部」が造られた時、さらに1945年3月23日に空襲・艦砲射撃が始まって司令部豪に呼び寄せられた時も、みな、司令部副官たちの働きによるものでした。日本陸軍においては、慰安婦、賄い婦など女性たちの調達は、各部隊の副官の管掌(役割)だったのです。 このような副官たちは、「防諜(スパイ対策)」の担当でもありました。既に述べましたが、濱川昌也著『第三十二軍司令部秘話 私の沖縄戦記』(VI-A海鳴り資料4)には坂口副官のことが記されています。伊波さんは、こうした防諜担当将校から、いろいろ話を聞いていたことが十分考えられます。伊波証言の内容は、32軍司令部諜報担当者の見解を反映しているでしょう。 私は、以上のことを心に留めながら、伊波証言を読み返して行きたいと思っています。 【沖縄戦】「美しい死」と「不潔な死」 .
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【名前】 精霊貫徹ネックスラスト 【読み方】 せいれいかんてつねっくすらすと 【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー 【登場話】 Quest18「魔獣、武装!!」 【分類】 必殺技 【使用ロボ】 ガオハンタースピアー 【詳細】 ガオハンタースピアーの必殺技。 右腕のジュラフスピアーにオルグパワーを集中、鋭い槍先として標的へ撃ち出す。 悪鬼貫徹ネックスラストの別バージョン。
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逆光条件のスクリーンショットで、如何に自作の兵器をカッコよく魅せられるかのコンテストです。質問等については発起人Spatrot(瑞州合衆国連邦)のDiscord宛までお願いします。 本企画は無事終了致しました。皆様のご参加、誠にありがとうございました。 投票フォーム 一人一回投票のため、Googleアカウントにログインする必要がありますが、ログイン情報を送信しない設定にしているので垢バレは回避させています。 https //forms.gle/cTPoq6WEPT5L88rdA コンテストレギュレーション ●応募資格 軍事部@wikiに所属し、かつこのDiscordに所属する者は、誰でもこのコンテストに参加が可能なものとする。 コンテストに応募できる写真は、一人当たり三枚までとする。 コンテストに応募できる写真は、逆光条件で撮影された、「兵器」またはそれに付随するものを被写体としたもののみとする。 写真、または被写体の「兵器」は、基本自作のものとするが、許可を取るのであれば他人が代理撮影した写真・作成した兵器も使用可能とする。 ●応募・投票について コンテストへの応募は、Discord内のチャンネル 「逆光は勝利」スクショコンテスト に、画像および画像のタイトルを投稿すること。投稿をもって応募完了とする。「説明」や「備考」については自由記入とする。 応募期間は2023年2月24日(金)から3月2日(木)21 59までとする。 コンテスト内最優秀作品は、応募者の互選ではなく、非応募者も交えた投票にて決する。投票にはGoogle Formsを用いる。 投票期間は3月3日(金)0 00から3月6日(月)23 59までとする。 ●その他 発起人の手が空き次第、wiki内に企画ページを作成し、企画概要および本レギュレーションを記述する。また応募された写真についても順次追記していく。 modやシェーダー、画像編集ソフトの使用は自由とする。 本企画は発起人の趣味で企画されたものであり、Minecraft軍事部公式としての活動ではないし、このコンテストでの最優秀作品も何ら公的な価値を有さないものとする。 コンテスト1位作品(敬称略) 「いいか、これは、この世界でいちばんいい銃だ」 by 山岸 説明:鉄砲を持つ手 備考:若干パロディ コンテスト2位作品(敬称略) 「攻勢開始」 by 山岸 説明:朝焼けに合わせ突撃を仕掛ける陸上部隊。 備考:盲目デバフによるシルエット化使用 「姉妹」 by 軽トラ 説明:ルーシャ・カフェズと姉妹艦ドマーニの2ショット 備考:chunkyで撮影 応募作品一覧(応募順、敬称略) 「白船体が暁に染まる」 by 如月提督 説明:K1 PMCのゼノグラント級甲板からの艦砲、そして如月響を撮影しました。 備考:人が太陽に被ってシルエットになってるの、いいよね。 「飛び立ち」 by 海央産ぶどうゼリー 説明:草凪型より発艦するKF-120を撮影しました 備考:案外ダサい これでいいのか海央海軍 「無題2012」 by DΔIŊΔ@Gunjibu 説明:発射準備を整えるヴァラキアの大陸破壊弾道弾 備考:世界の終わり 「夜明け」 by Right to life🇺🇦🤝🇯🇵 説明:F-7Aが飛び立つ瞬間 備考:盲目の効果を使用 「出航」 by 海央産ぶどうゼリー 説明:大和型戦艦の出航の様子 備考:アングルつかめずやっぱり微妙 これでいいのか(ry
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178 :New ◆QTlJyklQpI:2012/03/18(日) 22 11 35 ネタSS ~ゲートクロス 史実日独もルの字にキレました~ 1946年旧日本本土と旧ドイツ本土では4つの軍が急速に現地に展開する連合軍を駆逐しつつあった。 ドイツ第三帝国とドイツ連邦共和国、そして大日本帝國と日本国自衛隊である。 数や装備はまるで違うものの、全軍は文字通り鬼神の如く暴れまわり、原爆やガス攻撃にも怯む気配を 見せず敵を撃滅していった。その迫力に敵である連合軍だけでなく様子を見守っていた史実世界で強硬姿勢を取っていた 某東アジア3国も怯え、史実世界各国では「日本が本気で怒りやがった」と戦後の取り扱いを検討していた。 20XX年小笠原沖とヴィルヘルムスハーフェン沖で雲の柱らしきものが出現し、それが第二次世界大戦で日独が生き残り、 冷戦状態になった同年の世界とローズヴェルト大統領が健康なまま第二次世界大戦を継続し、日本とドイツの2国を滅ぼし 民族浄化をしている1946年の世界の2つと繋がっていた。 そしてこちらの世界に気づいたローズヴェルト政権は2つの世界の日独に特使を派遣、「紳士的な」降伏要求を突き付けて来た。 第三帝国と日本帝國は向こうの世界の自国の状況に激怒し即座に特使を叩きだし、ドイツ連邦共和国も同じく拒絶した。 だが日本国は捩じ切れた国会によって返事を出さず保留したため合衆国は弱腰と判断、ゲートを潜って 機動艦隊を差し向けた。艦隊は東京沖まで進出し即時降伏を要求、流石の国会でもこの要求は拒絶することになったが 拒絶した直後に艦隊は攻撃を開始、戦艦による東京一帯の艦砲射撃から艦載機による無差別攻撃が行われた。 自衛隊は内閣が攻撃で全滅したため出撃せず一部が命令違反覚悟で出撃した時には艦隊の大半はゲートを潜って立ち去り 東京は火と瓦礫に埋め尽くされていた。学校児童への銃撃や皇居への意図的と言える(実際捕虜は目的をエンペラーの殺害と供述) 爆撃に流石に平和ボケした日本国も”ぶちキレた”。即座に臨時内閣が発足すると自衛権の行使を宣言、自衛隊のゲートへの 派遣を即決し、ゲート越しに4国による連合軍が結成された。史実ドイツではナチと組むことに難色を示す声も大きかったが向こうのドイツ 国民のためにとドイツ大統領と第三帝国総統が握手を交わし、日本では「侵略戦争だ!」と声高に唱えた者は右翼系の銃撃か 国民の怒号の前に沈黙した。 かくして4国はゲートを潜り戦場へと赴く、史実世界を中心に何度か停戦の打診をしたがこの世界の本土の状況にローズヴェルト 大統領の徹底抗戦と発言により交渉の余地なしと第三帝国と日本帝國の核攻撃を黙認することになり連合を構成していた国家 のほとんどの降伏と崩壊によって幕を閉じる事になった。 その後賠償としての権益の一部を受け取った日本国は非核三原則や憲法9条一部改訂などを行ったが平常運転に戻った。 しかし、各国の日本に対する扱いは某半島を除きかなり丁寧であったと言われている。
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▶ PSゾイド1 機体一覧 目次 基本情報 ステータス 解説 補足など 機体画像 ウルトラザウルス 基本情報 形式番号 所属 分類 全長 全高 重量 最高速度 乗員人数 RBOZ-005 ヘリック共和国 ウルトラサウルス型 50.0m 27.5m 507.0t 地上 50km/h水上 47kt 8名 部類 武器適性 特徴 価格 売価 水陸タイプ 地空潜 範囲攻撃 強 - 4950 G ステータス 装備 無 (特)のみ DFのみ HAのみ(特+DF) 特+HA DF+HA 特+DF+HA HP 3500 4375 5250 6125 7000 7875 8750 装備 無 エネルギータンク シールド系 リフレクト系 ドレイン系 EP 400 600 EP 10( 40~60回 ) EP 100( 4~6回 ) EP 50( 8~12回 ) 陸 森 丘 砂 山 潜 空 適性 ● ▲ ▲ ▲ ✕ ● 移動力 4 機動性 15 特性 搭載可能 特殊能力 狙い撃ち 30 雄叫び 15 自爆 20 連続射撃 速射 10 疾風 30 破壊の一撃 覚醒 40 力の暴走 65 捨て身の一撃 再生 25 精神集中 一斉射撃 パーツ 威力 命中率 クリティカル 速度 適性 弾数 タイプ 射程 種別 ウルトラキャノン砲(MAP兵器) 760 60% ー ー 地空潜 弾数 2 範 ※ 通常 ※射程 自機の周囲 3-4 の位置に直径 5マスの着弾(水中で使用不可) 魚雷発射管(MAP兵器) 680 60% ー ー 地空潜 弾数 2 範 ※ 通常 ※射程 自機の周囲 3 の位置に直径 5マスの着弾(陸上で使用不可) 8連ミサイルランチャー 540 65% 5% 50 地―潜 弾数 8 ―近遠― 1-3 通常 40mm連装対空砲 620 50% 15% 80 地空潜 弾数 4 ―近遠― 1-3 通常 ミサイルポッド 620 55% 5% 80 地―― 弾数 6 ―近遠― 1-3 通常 (装備パーツ 3個) + ウルトラキャノン砲(MAP兵器)の射程範囲 ウルトラキャノン砲(MAP兵器)の射程範囲 + 魚雷発射管(MAP兵器)の射程範囲 魚雷発射管(MAP兵器)の射程範囲 強化 強化パーツ パーツ枠 装備後 ➡ パーツ解除 3 本機 共和国 強化セット1 3 → 1 ウルトラザウルス (強化セット1) 共和国 強化セット3 3 → 0 ウルトラザウルス (強化セット3) 改造なし 解説 中央大陸戦争中期にヘリック共和国が開発した ウルトラサウルス 型の超ビ級(超ビガザウロ級)ゾイド。 ゲーム内では文字通り移動司令基地として活躍できる。実弾兵装ばかりだが、種類が多く弾薬も豊富なのでそれほど困ることはないだろう。撃ち尽くしたらフルチャージキットで回復すればいい。 自軍で使用できるゾイドの中では最大のHP量を誇り、スキル「再生」の効果も高い。 専用の強化セット等も装備できるが、装備パーツ数の関係でこの状態で戦った方が強い。 2種ある範囲攻撃はそれぞれ陸上・水中専用となっているが、着弾地点の地形は関係ない。 補足など 戦線が拡大し、ゲリラ戦が中心となってきた戦場の中で組織的な作戦行動を行う為の司令機として開発された。戦闘と指揮を同時にこなす為、基本乗員人数8名で役割を分担している。 母艦型ゾイドとしてはビガザウロの後継機にあたるが、アウトレンジからの4門のウルトラキャノン砲の艦砲射撃など、火力は圧倒的。しかし巨体故に機動性は低く、水上で活動することが多い。 機体画像 + 正規カラー 正規カラー 全体像 + 鹵獲カラー 鹵獲カラー 全体像 上へ このページに加筆、訂正等の希望がある方は、下のコメントフォームからどうぞ。攻略情報や補足などは随時募集しています。 どうしても強化セット3を装着したいならば、スキル再生と覚醒(ENの「死に枠」をなくすため)は必須かと。固定武装の命中率が今ひとつなので接近戦は極力回避、範囲全振りで砲撃支援機として役割り特化させた方がよい。(2014-03-08 08 38 31) コメント
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102 名前:名無し三等兵@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 12 27 22 [ DUErFeR2 ] 107さん、投下乙です。 なるほど、裏ではそういうことがあったのですか。納得。外務省も良い授業になったかな。 しかし、外交使節団を乗せた船は動力船に見えなかったのかな? 軍艦が未だに帆船なんだから、帆無しで煙を上げて走る船は「帝國」の船と思うのだけど。 まさか、詐欺集団が偽物をつくったりしていたのかな? 103 名前:名無し三等楽士@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 14 14 54 [ r9DJpMoo ] 投下乙でございます しかしそのような詐欺が横行していたとはw 詐欺師と間違えられた上、処刑された外務省職員カワイソス。 肝の据わった人もいたみたいですし、勿体無い事を… 102 まさか、詐欺集団が偽物をつくったりしていたのかな? まあ、人力でスクリューを動かせば、短距離ならば何とかなるかも。 104 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 15 08 55 [ sQuW24DU ] さすが「害」あり脳「無」し「省」 略して外務省とはこれいかに(笑) 外交とは武力を使わない戦争、戦争は武力を用いる外交に過ぎないんですけどね。 アンドロサクソンみたいに面の皮が厚くないからなぁ... 105 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 15 52 53 [ kabqByHE ] 107氏、投下お疲れ様です。 軍団への資金協力って…… 大協約 って、ヤクザみたいなもんですな。 大内海沿岸諸国は日本側についたほうが楽ができそう。 106 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 16 49 30 [ Vn2RtFW6 ] 107氏、投下乙。 >1隻で1国を焼き払う事の出来るフネ、焔の王を僕とする戦列艦、それが戦艦。 > その中でも最も恐ろしい力を持っていたとされる魔のフネ、Yamato。 > どの国も、海に面していたが故に、恐ろしさを痛感していた。 艦砲の投射能力では旧軍の方が上ですな。 平成日本はどうするか……。 102 ヒント:某半島民族 シャーマン号事件 何処の世界にも、事の真偽と軽重を理解する 能力を欠いた国家・民族がいるという事でしょう。 105 大内海沿岸諸国は日本側についたほうが楽ができそう。 それやられると日本がシンドクなる。 詐欺師と使者の区別もつかない、 挙句の果てに虐殺やらかすような阿呆を味方にしても、 足を引っ張れるのがオチですよ。 109 名前:大本営発表 ◆F2.iwy/iJk 投稿日:2006/10/09(月) 18 08 33 [ ToMVwDhk ] 107氏、投下おつ さすがは外務省だ。 省益しか考えてない所、相変わらずだなぁ 112 名前:ここまで読んだ ◆zJ6rFHbX8Q 投稿日:2006/10/09(月) 18 55 08 [ XA/lA57k ] 107氏、投下お疲れ様です ロイ少年からロイ老師に成長してますね。 獣人にしてみると生粋の親日派であるけれども、裏切られたと絶望している そんな相反する感情があるのでしょうね さて海でも頑張っている大協約軍 勝敗は置いておいて、戦訓が持ち帰れると良いですねw (限りなく望みは薄いですが) 次に、時間当たりの投射火力にお悩みの貴方 そんな貴方にお勧めなのがコレ! 『スターリンのオルガン』 無誘導無照準でも面制圧なら大丈夫 お値段控えめで装備できますよー ステルス性能なんて言葉から脱却した貴方にこそお勧めしたい一品です。 と言っても日本国の性格なら、もう一度対話から始めちゃう可能性高いですけどねw 118 名前:sage 投稿日:2006/10/09(月) 22 22 45 [ O8K7Qiy. ] 117 でも、在日米軍に対して、毎年思いやり予算が出されているからねぇ... Wikiによると、これまでに12兆9,600億円もの血税がが思いやり予算として使わ れてますから、在日米軍の施設が残っているという可能性も... 119 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 22 23 14 [ TszkIXIE ] 109 省益しか考えてない所、相変わらずだなぁ ヘタすると、別の国に行った奴が賠償キックバックの利権目当てに 「帝國が悪魔だった? じゃあ、帝國がやったことの謝罪と賠償します」なんて口を滑らせてるかも 122 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 22 35 41 [ kabqByHE ] 117 空いた嘉手納に宇宙港を、と思ったけども、 宇宙港用地なら神州島に幾らでもあるんでしたね。 ちょうど赤道付近だし。 128 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/09(月) 23 46 40 [ kabqByHE ] ミサイルでなく艦砲を主兵装にした護衛艦という話は前にありましたね。 主砲に射程50km程度の8インチ砲単装2~3基、副砲に3インチ砲装備の対地攻撃型とか、 中心線上に5インチ単装×6基の防空型とかもありだろうか。 「127ミリ連装砲塔3基搭載で基準2万tオーバーの、ふそう(暫定)型ミサイル装甲巡洋艦」 というのは出るらしいですが…… 129 名前:陸士長 投稿日:2006/10/10(火) 03 26 50 [ AsMlIVhc ] 107さん投下乙です。 カチン国王のやった事は一殺百戒ではなく、一殺百災ですね。 しかも自分に向かって飛んでくるタイプの。今頃、目敏い連中で逃げれる人達はもう荷造りしている頃でしょうか。 まぁ、他(追い払う程度)の連中は頃合い計って土下座してでも詫び入れて国交樹立を目指すしか無いかも。 130 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/10(火) 08 49 07 [ CVXSz1AE ] 116 BM-13よりもやはり射程と面制圧効果に優れるMLRSのほうが有効なのでは? M-13ロケットの最大射程が8.5kmしかないことはかなり致命的なことだと思いますね。 面制圧効果についてもMLRS用のM26でも200×100mの制圧能力を持っていますから 車両を増やす必要性(それに付随するメンテナンス)と人員削減に繋がります。 最近の陸上自衛隊の最大の弱点は人数の少なさとなりつつありますから。 陸上自衛隊の最大のアドバンテージはその射程(とその射程での驚異的な精度)ですから。 自分ならMLRSの能力を半分に落したHIMARSを押しますね。何よりC-130で空輸可能だし。 戦艦について 実際空母(それに付随する航空団)が就役するまでの場繋ぎとしてはそれなりに有効な手段だと思いますね。 主砲を陸自の使う長砲身の155㎜砲にするか導入しているか分からないAGSにするか、はたまたAGSの後継となるレールガンを積むか いろいろと選択肢はありますが、もちろん対地巡航ミサイルを搭載すると思われるので強力な対地対艦プラットフォームとして機能することでしょう 個人的には大型艦特有の強力な発電能力を生かして自由電子レーザー(実用化されている25kW級は生物相手なら十分)などを搭載して欲しいと思いますね。 141 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/10/11(水) 00 05 42 [ Id31nLoA ] ところで皆さん。AC-130という単語に聞き覚えはありませんか? とまあ、それはともかく。 空母はどこいったのだろう。ターボプロップ戦闘機満載してたりすると凄く萌えるのだが。 144 名前:くろべえ ◆7dmdXxLH3w 投稿日:2006/10/11(水) 08 20 14 [ yq9lkYzY ] 107様、投稿乙です。 使者を派遣して殺された、ということは、面目を思いっきりつぶされた訳ですねえ。 これをどう処理するかで日本外交の真価が問われるでしょうね 148 名前:107 ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/10/11(水) 16 08 44 [ Nz0LbtT6 ] ※本愚作は、くろべえさんとここまで読んださんの両作品の3次創作です。 更新速度の上昇って、無理だー(爆 いや、某批評スレに関して、ですが。 好評なのは嬉しいんですが、ええ。無理な物は、無理と(お 102 「アレは動力船です。もしかしたら本物の――」 「構わぬ。打ち首にせねばワシの気がすまん!!1!!111!o( ̄皿 ̄)o」 こうですか(Ry まぁ、外務省は高い授業料を払ったんですよ。 103 判断が甘かったが為、あたら有為な人材を失った訳でして。 104 まぁ、実感が無かったって面もあるかと>外交と戦争<元居た場所(今)は、平和で紳士的な時代ですんで。 105 マジでそんな感じかと>ヤの付く仕事 106 圧倒的に劣ってますんでね>艦砲の規模 今のところ、AHをDDHに積むことで対処していますが、今後を考えますと……… まぁ、未来の「ふそう型(暫定命名)」希望ですかねぇ。 109 まぁ、余り真剣に考えていなかったと云う事ですね。 (゜⊿゜)が頑張って改変したんですが、お公家さん集団としての性格を最後まで叩き直し切れはしなかった模様で。 112 獣人は、ロイ王権代行代表の教育のお陰で割りと、マシにはなっているかと。 それに、長い迫害の歴史でもあのように、ステキに暢気(褒め言葉)を維持していましたので、割と普通に受け入れる様な気も(笑 >戦訓 一当りすれば、海~ゆ~かば~ になるかと。 翌月の漁獲量が凄い事になりそうで(-人-)ナムナム >オルガン 陸戦にはいいですな。 宜しい、陸上自衛隊の新設部隊で採用と云う方向で(笑 >外務省 多分、謝罪と賠償で赦すかも(笑>対話の可能性 まぁ酷く莫大な額を要求はするでしょうけども(お 118 施設は、ある程度は残ってますね。 が、残念ながらも機材やら弾薬やらは……… 119 流石に、それは(汗 122 いえ、嘉手納は宇宙基地です。ですったらです。 設備の再利用!!(うはー 149 名前:107 ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/10/11(水) 16 09 19 [ Nz0LbtT6 ] ※本愚作は、くろべえさんとここまで読んださんの両作品の3次創作です。 オリジナルな設定はどこまで赦されるのだろうかと、真面目に思考中。 128 ふそう型(暫定命名)ですが、まぁ、まだまだ先の話ですんで、ナニやら萌える方向でもアリアリなんですけどね(お 127ミリ連装砲塔は、あしがら型で採用されたMk45Mod4の連装版とかゆーふーに考えたんですが、どうにもそれはDQNっぽくねー?とか 思った訳でして、ええ。 どうすんべかなーとか考えています。 連装化とかは、そう簡単でもなかろーとかですね。 つか、どうせならば3連装とかですねー(w (そもそも、連装化に関しては艦砲外交の一種で、必要性よりも、威喝効果を狙ってる面がありまして。 現用の砲はコンパクトすぎて、兵器の凶器としての側面が匂い辛いのがありますんで) 火器管制システムはFCS-3の系列を採用。 防空に関してはOTO76㎜を2基、艦側面に配置。 又、近接防御火器に関しては、従来どおりのファランクスでは無く、艦の巨大さを利用して87式自走高射機関砲の砲塔でも載せようかとか 考えております(ビバ☆征途! まぁ、107の趣味の世界です。 ブッチャケ、即書かなくて良かったかなとか思っている罠(w 129 多分、国王周辺にはイエスマンしか居ないんでしょうけ>カチン王国 まぁ、土下座されれば日本は、素直に赦しそうではあるんですが。 でも、それを 大協約 が赦さないんですよねぇ(苦笑 さてさて、どうなりますやら。 130 空母の建造は、どの方向性でとか、色々と時間が激しくかかりますんで、そゆうのも必要ですよね。 ですが、レールガンとか自由電子レーザーとかは……… かなりSF入りません? いや、嫌いじゃないんです(つか好き)が……… 141 しばしまたれい 144 ですね。 まぁ覇権主義を放棄して久しいですんで、平成日本の対応は、極一般的な列強からすれば、ヌルイ対応になって舐められそうではあるんですよね。 かといって、やり過ぎると……… 今の外務省は出来るんですかね、その辺りの些事加減。